2026年08月26日
外壁塗装中に洗濯物は外に干せる?工事中の洗濯はどうする?
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「外壁のシーリングが割れているけど、すぐに直した方がいいですか?」
「見積書にシーリング打ち替えと書いてあるけど、この金額は高くない?」
外壁塗装の現地調査やお見積もりの際、このような疑問を持たれる方は少なくありません。
サイディング住宅を見ると、外壁材と外壁材の間にゴムのような部分があります。
これが「シーリング」です。
普段はあまり気にする場所ではありませんが、シーリングは雨水の浸入を防いだり、外壁材の動きに追従したりと、建物を守るうえで重要な役割を持っています。
シーリングが劣化すると、ひび割れや肉やせ、剥離、破断などが発生します。
外壁塗装を考えるときは、塗料だけではなくシーリングがどのような状態になっているかも確認しておきたいところです。
この記事では、シーリング打ち替えの費用相場から、打ち替えと増し打ちの違い、そして業者によって意見が分かれやすい「窓まわりのシーリング」について、プロタイムズ富田林店(株式会社A’s)が現場目線で解説します。
■ 外壁のシーリングとは?
窯業系サイディングの住宅では、外壁材と外壁材の継ぎ目などにシーリング材が施工されています。
シーリングには、大きく2つの役割があります。
ひとつは、目地などから雨水が浸入するのを防ぐこと。
もうひとつは、外壁材の動きに追従し、負担を和らげることです。
外壁塗装というと「どんな塗料を使うのか」に目が向きやすいのですが、サイディング住宅ではシーリングも外壁を守る大切な部分です。
塗膜はまだきれいに見えていても、目地をよく見るとシーリングに細かなひび割れが入っていることもあります。
現地調査では、外壁だけではなく目地や窓まわりの状態まで確認することが大切です。
■ シーリング打ち替えの費用相場は?
シーリング打ち替えの費用は、一般的な目安として1mあたり800~1,200円程度です。
ただし、これはあくまで目安です。
実際のお見積もりでは、
・施工するシーリングの長さ
・目地の幅や深さ
・使用するシーリング材
・既存シーリングの状態
・施工する場所
・撤去のしやすさ
などによって金額が変わります。
株式会社A’sでも、単純に「家が30坪だからシーリング工事は〇万円」という計算はしていません。
現地調査で施工箇所を確認し、実際に施工する長さをm(メートル)で積算してお見積もりします。
そのため、同じくらいの大きさのお住まいでも、目地の量や窓の数、建物の形状などによってシーリング工事の金額が変わることがあります。
■ 「打ち替え」と「増し打ち」は何が違う?
シーリング工事の見積書を見ると、
「シーリング打ち替え」
「シーリング増し打ち」
という2つの言葉が出てくることがあります。
名前は似ていますが、施工方法は違います。
打ち替えは、古くなったシーリング材を撤去し、下地処理をしてから新しいシーリング材を充填する方法です。
一方の増し打ちは、既存のシーリング材を残した状態で、その上から新しいシーリング材を施工する方法です。
「それなら全部打ち替えた方がいいのでは?」
と思われるかもしれません。
シーリングそのものを更新するという点では、既存材を撤去して新しいシーリング材を施工する打ち替えが基本になります。
ただし、実際の住宅では施工する場所によって内部の構造、いわゆる「納まり」が違います。
特に判断が分かれやすいのが、窓やサッシまわりです。
■ なぜ目地は打ち替えるのに、窓まわりは増し打ちする業者がいるの?
ここは、シーリング工事について業者によって見解が分かれやすい部分です。
「窓まわりは増し打ちの方がいい」
という業者もいれば、
「窓まわりも打ち替えた方がいい」
という業者もいます。
では、なぜ意見が違うのでしょうか。
一般的なサイディングの目地では、シーリングの奥にハット型ジョイナーなどが納められている仕様があります。
一方、窓やサッシまわりの納まりは住宅によって異なります。
建物の工法やサイディングメーカー、施工方法などによって、ジョイナーが使用されている場合もあれば、バックアップ材などが使用されている場合もあります。
そして、その奥には防水紙や防水テープなど、建物内部への雨水の浸入を防ぐための防水層があります。
ここで注意したいのが、古いシーリングを撤去するときです。
既存シーリングを撤去するためにカッターなどの刃物を使用しますが、内部の納まりを理解せずに深く刃を入れてしまうと、奥にある防水紙や防水テープなどを傷つけてしまう可能性があります。
そのリスクを避けるため、窓まわりについては既存シーリングを残した「増し打ち」を選択する業者もあります。
■ では、窓まわりは増し打ちが正解?
ここで、
「じゃあ窓まわりは増し打ちにした方がいいんですね」
と思われるかもしれません。
実際は、そこまで単純ではありません。
「窓まわりだから増し打ち」
「打ち替えの方が良いから全部撤去」
どちらか一方が、すべての住宅に当てはまるわけではありません。
大切なのは、その住宅がどのような納まりになっているのかを理解したうえで施工方法を判断することです。
株式会社A’sでは、窓まわりについて「必ず増し打ち」「必ず打ち替え」と機械的に決めるのではなく、既存住宅の納まりや状態を確認したうえで施工方法を判断します。
打ち替えが適切と判断した場合には、奥にある防水層などを傷めないよう注意しながら既存シーリングを撤去し、下地処理を行ったうえで新しいシーリング材を施工します。
シーリング工事は、完成すると表面しか見えません。
だからこそ、見えなくなる部分をどう考えて施工しているのか。
ここには職人の知識や経験が表れると私たちは考えています。
■ シーリング打ち替えの基本的な流れ
シーリングの打ち替えは、単純に古い材料の上から新しい材料を塗る工事ではありません。
基本的には、次のような流れで施工します。
① 既存シーリングの撤去
まず、劣化した既存のシーリング材を撤去します。
このとき、ただ取ればいいというわけではありません。
特に窓まわりなどでは内部の納まりを考えながら、周囲や奥の防水層などを傷めないよう注意して作業します。
② プライマーの塗布
既存シーリングを撤去して施工面を整えたあと、プライマーを塗布します。
プライマーは、新しく施工するシーリング材と施工面の密着性を高めるための大切な工程です。
③ 新しいシーリング材の充填
プライマー塗布後、新しいシーリング材を充填します。
必要な厚みを確保しながら施工していきます。
④ 仕上げ
充填したシーリング材の表面を整えて仕上げます。
完成した状態を見るとシンプルな工事に見えるかもしれません。
しかし、その前には既存材の撤去や下地処理など、完成後には見えなくなる工程があります。

■ 現地調査でよく見るシーリングの劣化症状
実際に建物を調査していると、シーリングにはさまざまな劣化が見られます。
株式会社A’sの現場で特によく見かけるのが「ひび割れ」と「肉やせ」です。
ほかにも「剥離」や「破断」が見られることがあります。
【ひび割れ】
シーリング材の表面に細かな亀裂が入っている状態です。
経年によってシーリング材の柔軟性が低下してくると、表面にひび割れが発生することがあります。
【肉やせ】
施工当初よりシーリング材が痩せ、目地の中で細くなったように見える状態です。
目地とシーリングの間に隙間ができていないかも確認します。
【剥離】
シーリング材がサイディングなどの施工面から離れてしまっている状態です。
シーリング材そのものが残っていても、端部が外壁から離れて隙間ができていることがあります。
【破断】
シーリング材そのものが切れてしまっている状態です。
劣化が進んでいる場合は、切れた部分から奥が見えることもあります。
普段、外壁を近くでじっくり見る機会はあまりないと思います。
現地調査の際に、
「こんなに割れていたんですね」
「ここ、隙間ができていたんですか?」
と初めて気付かれる方もいらっしゃいます。
シーリングの劣化は遠くからでは分かりにくいため、外壁塗装を検討する時期になったら一度確認しておくと安心です。

■ 株式会社A’sで使用しているシーリング材
プロタイムズ富田林店(株式会社A’s)では、アステックペイントの「アステックシールシリーズ」を使用しています。
シーリング材を選ぶときに考えたいのは、価格だけではありません。
防水性や柔軟性、耐候性などに加えて、上から施工する塗料との相性も重要です。
外壁塗装では、
「どんな塗料を使うのか」
だけではなく、
「その塗料と組み合わせるシーリング材は何を使うのか」
というところまで考える必要があります。
せっかく外壁をきれいに塗り替えるのであれば、目地についても外壁塗装との組み合わせを考えて材料を選ぶことが大切です。
■ シーリングの見積書で確認してほしいこと
シーリング工事の見積もりを取ったとき、金額だけで比較するのはおすすめできません。
例えば、
A社 900円/m
B社 1,100円/m
という見積もりがあったとします。
数字だけを見れば、A社の方が安く感じます。
ですが、
「既存シーリングを撤去するのか」
「増し打ちなのか」
「どのシーリング材を使用するのか」
「窓まわりはどのように施工するのか」
まで確認すると、そもそも工事内容が違っている場合があります。
これでは、単価だけを並べても正確な比較にはなりません。
見積書を見るときは、
・打ち替えか増し打ちか
・施工する長さは何mか
・既存シーリングの撤去が含まれているか
・使用するシーリング材
・プライマーなどの下地処理
・窓まわりの施工方法
なども確認してみてください。
そして、分からないことがあれば業者に質問してみてください。
「なぜここは打ち替えなんですか?」
「なぜ窓まわりは増し打ちなんですか?」
こうした質問に対して、理由まできちんと説明してくれるかどうかも業者選びの判断材料になります。
■ 安い見積もりと高い見積もり、どちらを選べばいい?
外壁塗装の見積もりを比較していると、シーリング工事だけでも会社によって金額が違うことがあります。
そこで、
「安い会社は手抜きなの?」
「高い会社なら安心なの?」
という疑問も出てくると思います。
もちろん、安いから悪い、高いから良いとは限りません。
確認したいのは、その金額で「何をするのか」です。
施工する長さが違えば総額も変わります。
使用する材料が違っても金額は変わります。
打ち替えと増し打ちでも施工内容が変わります。
だからこそ、シーリング工事は総額やm単価だけではなく、見積書の中身まで確認することが大切です。
■ よくある質問
Q. シーリングにひび割れがあります。すぐに工事が必要ですか?
ひび割れの程度や場所、シーリングの状態によって判断が変わります。
表面に細かなひびがある場合と、完全に破断して奥が見えている場合では状態が違います。
写真だけでは判断しにくい場合もあるため、気になる場合は一度現地で確認することをおすすめします。
Q. シーリングだけ打ち替えることはできますか?
建物の状態によっては、シーリング工事だけを行うことも可能です。
ただし、外壁塗装の時期が近い場合は、別々の時期に施工するより外壁塗装と合わせて施工した方が良いケースもあります。
現在の外壁とシーリングの状態を見て判断します。
Q. 窓まわりは打ち替えと増し打ち、どちらがいいですか?
一律には決められません。
窓まわりの納まりは住宅によって異なるため、既存の状態や内部の構造を考えたうえで施工方法を判断することが重要です。
Q. 目地は打ち替えなのに、窓まわりだけ増し打ちの見積もりはおかしいですか?
必ずしもおかしいとは限りません。
窓まわりは目地部分とは納まりが異なることがあり、内部の防水層などを傷つけるリスクを考えて増し打ちを選択している場合があります。
大切なのは「増し打ちだからダメ」と判断することではなく、なぜその施工方法を選んでいるのかを確認することです。
Q. 安いシーリング材でも問題ありませんか?
価格だけで判断することはおすすめしません。
耐候性や柔軟性、施工する場所、上から施工する塗料との相性なども考えて選ぶ必要があります。
■ まとめ シーリングは「1mいくら?」だけで比べないことが大切です
シーリング打ち替えの費用は、1mあたり800~1,200円程度がひとつの目安です。
ただし、本当に確認していただきたいのは単価だけではありません。
同じ「シーリング工事」でも、既存材を撤去するのか、増し打ちするのか、どんな材料を使用するのか、窓まわりをどう施工するのかによって工事内容は変わります。
特に窓まわりは、表面だけを見て施工方法を決められる場所ではありません。
「窓だから増し打ち」
「打ち替えの方が良いから全部撤去」
と単純に考えるのではなく、その建物の納まりや状態を理解したうえで施工方法を判断することが大切です。
プロタイムズ富田林店(株式会社A’s)では、外壁だけでなくシーリングの状態も確認し、建物ごとに必要な施工をご提案しています。
「このひび割れは大丈夫?」
「他社の見積書に増し打ちと書いてあるけど、どういう意味?」
「うちの場合、シーリング工事はいくらくらい?」
そんな疑問でも構いません。
外壁・シーリングの点検、お見積もりは無料です。
富田林市や周辺地域で外壁塗装・シーリング工事をご検討中の方は、プロタイムズ富田林店(株式会社A’s)までお気軽にご相談ください。