2026年08月07日
ホームページ開設のご挨拶
ブログBlog
外壁塗装を検討するとき、2社・3社と相見積もりを取る方も多いと思います。
そこで迷いやすいのが、
「結局どの会社を選べばいい?」
ということです。
A社は総額が安い。
B社は足場の単価が安い。
C社は使っている塗料が違う。
見積書を並べてみても、会社によって項目や数量、単価が違うため、単純には比較できません。
特に注意したいのが、合計金額や1㎡あたりの単価だけを見て決めることです。
外壁塗装の見積もりを比較するときは、
「いくらなのか」だけではなく、「なぜその金額になっているのか」
まで確認することが大切です。
今回は、外壁塗装の相見積もりでどこを比較すればいいのか、プロタイムズ富田林店の考え方も含めて解説します。
目次
相見積もりを取れば、まず目に入るのは一番下に書かれた合計金額だと思います。
例えば、
A社 120万円
B社 135万円
C社 145万円
という3社なら、120万円のA社が一番安く見えます。
もちろん予算は大切です。
しかし、外壁塗装では会社によって見積もりに含まれている工事内容が違う場合があります。
塗装する範囲。
使用する塗料。
塗装面積。
付帯部の範囲。
下地補修。
保証。
こうした条件が違えば、合計金額だけを比べても正確な比較にはなりません。
まずは同じ工事内容で比較できているのかを確認する必要があります。
これは相見積もりで特に見てほしいところです。
例えば足場の見積もりが次のようになっていたとします。
A社:160㎡ × 1,500円 = 240,000円
B社:240㎡ × 950円 = 228,000円
1㎡あたりの単価だけを見ると、
A社は1,500円。
B社は950円。
B社の方がかなり安く見えます。
ところが数量を見ると、
A社は160㎡。
B社は240㎡。
80㎡も違います。
その結果、足場代の総額はほとんど変わりません。
ここで、
「A社は単価が高いからダメ」
「B社は単価が安いから良心的」
と判断するのは早いということです。
確認したいのは、なぜ同じ住宅なのに数量が違うのかです。

面積が違うからといって、どちらかの会社が間違っているとは限りません。
足場は外壁そのものに設置するわけではなく、住宅の外側に組みます。
そのため、基本的に外壁の塗装面積と足場面積は同じにはなりません。
住宅の形。
建物の高さ。
足場と建物の距離。
敷地の形状。
障害物。
こうした条件によって必要な足場の数量は変わります。
会社独自の計算方法を使っている場合もあるでしょう。
だからこそ相見積もりでは、
「1㎡いくら?」だけでなく「何㎡で計算している?」
まで見てほしいと思います。
同じことは外壁塗装の面積にもいえます。
例えば、
A社 外壁150㎡
B社 外壁180㎡
となっていたら、塗料の単価だけを比較する前に、
「なぜ30㎡違うの?」
を確認した方がいいでしょう。
プロタイムズ富田林店では、図面がある住宅では図面をもとに塗装面積を算出します。
図面がない場合には現地で実測し、必要に応じて簡易図面を作成して算出することもできます。
また、外壁面積を見るときには窓や玄関などの開口部をどのように計算しているかも確認したいところです。
塗らない部分まで外壁塗装の面積に含まれていれば、当然数量は大きくなります。
相見積もりで㎡数が大きく違う場合は、算出方法を聞いてみてください。

見積書では、
「○○工事 一式」
という表記を見かけることがあります。
一式表記そのものが悪いわけではありません。
工事内容によっては、㎡やmで表すより一式で記載した方が分かりやすい場合もあります。
プロタイムズ富田林店でも、付帯部などはなるべくmなど数量が分かる形で記載しますが、内容によって一式表記になる場合があります。
重要なのは、
その一式に何が含まれているのか説明できることです。
「ここは何をする工事ですか?」
と聞いても内容が分からない。
「一式なので全部入っています」
だけで具体的な説明がない。
こうした場合は、契約前に内容を確認しておいた方がいいでしょう。
会社によって見積書の作り方は違います。
例えば養生費を独立した項目として記載する会社もあれば、別の施工単価に含めている会社もあるでしょう。
そのため、
「この会社には養生費があるから高い」
と項目の有無だけで判断することもできません。
大切なのは、
「この単価には何が含まれていますか?」
と確認することです。
見積書を比較するときは、項目名だけを横に並べるのではなく、実際の施工範囲まで揃えて比較する必要があります。
相見積もりでは使用する塗料にも目が向くと思います。
A社はシリコン。
B社はフッ素。
C社は無機。
といった違いだけでなく、同じ塗料を提案されることもあります。
そこで確認したいのが、その住宅を塗装するために必要な塗料量です。
塗料にはメーカーが定める塗布量があります。
つまり、
「○○という高性能塗料を使います」
だけでは十分ではありません。
その住宅の塗装面積に対して必要な量を使用し、メーカー仕様に沿って施工することが前提です。
プロタイムズ富田林店では、この規定量を重要視しています。
保証にも関係するため、必要な塗料量を確認し、施工時にもチェックします。
塗料選びについてはこちらでも詳しく解説しています。
【外壁塗装の塗料はどう選ぶ?種類・耐久性・価格だけで決めないポイント】
見積書を受け取って、
「素人だから分からなくて当然」
とそのままにする必要はありません。
むしろ、分からないところこそ聞いてみてください。
例えば、
「この160㎡はどうやって出したんですか?」
「この一式には何が含まれていますか?」
「この塗料は何缶必要なんですか?」
「A社と比べて外壁面積が違うのはなぜですか?」
こうした質問に対して、なぜその見積もりになっているのか根拠を説明してもらえるかは、会社を判断する材料のひとつになります。
見積もりの段階で不明瞭な部分が多ければ、
「実際の工事では細かいところまで確認してもらえるだろうか?」
と不安になるのも自然だと思います。
外壁塗装の会社選びで、プロタイムズ富田林店が大切だと考えているのが工事後のお付き合いです。
外壁塗装は、完成して代金を支払ったらすべて終わりという工事ではありません。
塗装した外壁や屋根は、その後何年も雨や紫外線にさらされます。
だからこそ、
保証はどうなっているのか。
施工後に点検してもらえるのか。
何か気になることが出たとき相談できるのか。
といったアフターケアも比較してほしいと思います。
数万円安かったとしても、施工後に相談できる会社がなければ、その差額だけで「こちらを選んで良かった」とは判断できません。
これから長く付き合える会社なのか。
ここまで含めて相見積もりだと考えています。

相見積もりを取る目的は、一番安い会社を探すことだけではありません。
会社ごとの違いを知るためにも役立ちます。
他社より高いなら、
なぜ高いのか。
他社より安いなら、
なぜ安くできるのか。
そこに納得できる理由があるなら、価格差にも意味があります。
逆に理由が分からないまま、
「安いからここ」
「高いから安心」
と決めるのはおすすめしません。
高い・安いという結果ではなく、その金額になった理由を確認することが重要です。
今回の記事では、複数社から相見積もりを取った場合の比較方法を中心に紹介しました。
一方、
「そもそも見積書のどこを見ればいい?」
「足場・下塗り・上塗り・付帯部はどう書いてあればいい?」
という方はこちらも参考にしてください。
【外壁塗装の見積書はどこを見る?見積もりで確認したいポイント】
1社の見積書を理解できるようになると、相見積もりも比較しやすくなります。
複数社を比較することで、価格だけでなく施工内容や提案内容の違いも確認できます。
ただし、総額だけを比較するのではなく、同じ条件で比較できているかを確認しましょう。
安いこと自体が悪いわけではありません。
なぜ安いのか、その金額でどこまで施工するのかを確認し、内容に納得できるかが大切です。
単価だけでは判断できません。
単価が安くても数量が多ければ総額は変わります。
単価と数量をセットで比較してください。
算出方法や施工範囲などが違う可能性があります。
差が大きい場合は、それぞれの会社へ面積の算出根拠を確認してみましょう。
施工内容、使用する塗料と必要量、保証内容、施工後の点検やアフターケア、質問に対する説明なども比較材料になります。
外壁塗装の相見積もりでは、どうしても合計金額に目が向きます。
しかし、
総額が安い。
㎡単価が安い。
それだけでは、本当にどちらの見積もりが適切なのか判断できません。
単価を見るなら数量も見る。
数量が違えば算出根拠を確認する。
一式なら何が含まれているか聞く。
塗料を見るなら商品名だけでなく、必要な量や施工仕様まで確認する。
そして最後は、工事が終わった後もきちんと付き合っていける会社なのかまで考えてみてください。
相見積もりは、一番安い数字を探すためだけのものではありません。
「なぜこの金額なのか」を理解して、納得して任せられる会社を選ぶためのもの。
プロタイムズ富田林店では、見積もりの金額だけでなく、なぜその数量・施工内容になっているのかまで説明することを大切にしています。